1Dayインターンシップを開催しました!

8/28と9/13に、工学部の大学生・大学院生の皆さんがご参加されました。

当社の1Dayインターンシップは、参加する皆さんに“本物を選ぶ眼”を持っていただくことを目的としています。今後の就職活動だけでなく、その後の社会生活の中でも役立つ体験をしてほしい、という想いでプログラムを作り上げました。

過去2回のご様子とともに、その全貌をご紹介します。

世界が認める技術を体験

世界の大手企業・研究機関からも認められる当社の技術。コア技術である研削加工の精度は、平行・直角精度5/10,000mmを誇ります。

工場見学では、ものづくりの基礎的なポイントや、高精度を実現する仕組みを解説しつつ、ものづくりのプロセスをご案内しました。

さらに、実際の加工品を手に取って触れたり、コア技術の研削加工にもチャレンジ。“本物のものづくり”を体験します。

参加学生コメント

「加工品を手に取ることができ、仕上がりに感動しました。大学で面粗度を測定した数値は見たことがありましたが、実際の加工品で違いを見ることができ、こんなに精度が高いものだと知って驚きました。 」

「旋盤等様々な加工実習はしたことはありましたが、研削加工は今までにない体験で面白かったです。砥石そのものから加工するなど、どの加工方法とも違う仕組みで勉強になりました。」

強いビジネスとは?

企業が行う事業にどんな価値があるのか、どうやってその価値を実現しているのか、見極めるポイントを解説しました。

一般的な製造業モデルと、野上技研のソリューションサービスモデルとの違いを題材に、「本当に強いビジネスとは何か?」を当社社長の野上からレクチャー。

当社のソリューションサービスを解説。 真の課題を抽出し、価値を提供するということ、価値を提供するための考え方・視点・手法をご説明しました。

参加学生コメント

「ただモノを売るのではなく、クライアントの課題解決に向けて最初から最後までフォローし、課題を解決するのはすごいと思いました。」

「課題解決のために、『これを行う理由・目的は何なのか?』を追求していく姿勢が大事だと分かりました。大学の教授と話が噛み合わないことがあったのですが、まさにこのことだ!と感じました。 自分と教授とで、何を目的として考えているかが違ったのだと思います。 達成すべきことは何か、プロジェクトにおける自分の役割にどんな意味があるか、意識して行動したいです。」

“ 本物のコンサル ”を体験する

実際の課題解決のプロセスを体験します。体験するのは、当社のソリューション事業において、実際にあったコンサルティング事例をもとに開発された、超実践型プログラムです。

ゴールは、国内・海外の自動車(EV)メーカー/電池メーカーの電池開発の課題を解決して来た超精密打抜き加工のプロとして、クライアントの事業を成功に導くこと。
ドイツの次世代電池メーカーX社様の電池事業の成立を左右する危急の課題にチームとして向き合い、コンサルティングの現場・現実をリアルに体験します。

このプログラムは、当社コンサルタントの育成・評価にも使われている課題です。クライアントのお困りごとや希望納期、ご担当者様の立場、取り巻く事情など、様々な事態を想定し、仮説を立てていきます。

「まず製品の品質課題をクリアしないと、X社の電池事業そのものが成り立たないのでは?」
「量産装置を開発する装置メーカーさんとも、早く話をしないとマズイよね?」

プロジェクトのフェーズ毎に、乗り越えるべき課題に対し限られた時間の中で討議します。

本当に問題視するべきポイントは何か、優先すべき事項は何か。目指すべきゴールはひとつでも、選び得る戦略と解決策の組み合わせには、無限と言えるくらいのバリエーションがあります。

悩みながらも結論を出し、コンサルチームとして選び取った次の具体的なアクションを「クライアントにどう伝えるか?」も含めてまとめ、発表します。
演習ではその選択をした根拠、さらに回答を伝えたクライアント側からの反応も想定した、最終的な課題解決へのシナリオまでが求められます。

参加学生コメント

「具体的な案件を討議することで、会社に入って自分が社員として答えを出す、という体験ができました。学校の授業では決してできない体験で、有意義な経験になりました。」

「それぞれの選択肢にメリット・デメリットがあって、どの対応策を選ぶのかとても悩みました。 難しさもありましたが、 討議を通してソリューションの考え方・面白さを実感しました。 」

「どのように課題を解決するかという選択に加えて、相手のアクション、その後のシナリオを考えていくのが難しかったです。経験のないことばかりでした。」

演習を終えて、社長の野上から参加者一人ひとりに直接フィードバック。パフォーマンス評価に使用するのは、実際に日々、クライアントに対応する当社の現役コンサルタントたちが行動指針とするKPI(重要業績評価指針)です。

演習当日、その場でのフィードバックに加えて、さらに詳細な評価結果とその根拠、今後を見据えたアドバイスなどを、後日、個別にメールでお送りしました。

この演習のコンセプトは、“本物のコンサル” を経験していただくこと。評価においても「学生だから」「まだ社会人として仕事した経験がないから」などという手加減は「一切」いたしません。
現役コンサルタントたちと同等の基準・水準での評価を行います。

つまり、純粋に「コンサルタントとしての実力」を診ています。ここでの評価・評定が一定以上であれば、どの業界のコンサルとしても、そのまま通用するでしょう。
なぜなら、

「本当に解決すべき課題とは何か?」

この問いに答えを出せることが、顧客に対して最も大きく貢献できる、コンサルティングという業務を通して提供しうる、最大の価値だからです。
そういうプログラムと、本物の体験をご提供していると、当社では確信しています。

演習を通して、皆さんがそれぞれに見せて下さった、課題解決に向かう上での考え方や振る舞いの傾向。本質を突いた問題提起や鋭い着眼ポイント、クライアントの成功を想う姿勢といった、すでに十分に “強み” と呼ぶことのできる特性・パフォーマンス。逆に、まだ足りてない視点やさらに深めるべき思考、持つべき観点・スタンスなど――。

ご参加くださった皆さん、お一人おひとりについて振り返った上で、今後、皆さんがさらなる成長を遂げ、大いにご活躍されることを願いながら、コメントをさせていただきました。

参加学生コメント

「社長の熱意が満ち溢れていて、本音で評価していただけたと感じました。」

「討議中は、クライアントと我々という2社間の問題しか捉えていませんでした。フィードバックでは『キーパーソンが誰か』『第3者との関係性はどうか』など、自分たちになかった視点を教えていただき、勉強になりました。振り返ってみて「なるほど!」と納得できました。 」

「自分の強みを活かせるフィールドや、どんな視点を取り入れるべきかなど、参考になることが多くありました。これからの大学での研究や、就職活動に活かしていきたいです。」

コンサルティングの根本にある、課題に真摯に向き合う姿勢、本当の課題を追求し解決する思考は、すべての仕事に共通する “仕事の本質” でもあります。

仕事の本質、仕事の価値とは、「真に喜ばれることをする」、ということです。

このプログラムを経験され、当社が考える “本物のコンサル” を実体験してくださった皆さんが、この先の人生でどんなお仕事に携わるとしても、きっと何かプラスになることを持ち帰っていただける。
そうした価値ある何かを、皆さんの中に、一つでも残すことができたとしましたら、私たちにとってこれ以上のことはありません。

今後も当社では1Dayインターンシップのお申し込みを受け付けております。
詳しくは、下記よりご覧ください。

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